未来工業創業者山田昭男から学ぶ!人生を豊かにする実用的な考え方

こんにちは、橋詰です。

岐阜県にある企業で日本の中でもトップクラスのホワイト企業だと言われている未来工業

その未来工業がホワイト企業だと言われているのは創業者山田昭男さんの考え方にあります。

今回山田昭男さんの著書を読み、

心に響くことがとても多かったのでシェアしていこうと思います。

未来工業山田昭男の考え方が学びになる動画はこちら

文章で読むよりも動画で見た方が楽っていう場合は、

こちらで僕が実際に体系的にまとめながら解説しているので

興味あれば見てみてください。

この動画+今回の記事をみてもらえればより理解が深まる内容になっています。

そもそも未来工業とは?

もしかしたらテレビとかでよく取り上げられているので、

知っているかもしれませんが改めてどんな会社なのか?

っていうところを簡単に紹介していきます。

未来工業は本社が岐阜県にある電機設備資材メーカーです。

未来工業はこんな会社

  • 残業は禁止で仕事は7時間15分で終了
  • 年間休日は140日+有給40日
  • 社会の常識ともいわれているホウレンソウ(報連相)は禁止
  • 営業ノルマは無し

などと世間一般からしたら”非常識”なやり方にもかからわず創業以来赤字決済はゼロ

「元祖ホワイト企業」として日本一社員が幸せな会社として

「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」など様々なメディアに取り上げられて注目されています。

ぱっと見、この非常識な部分だけを見ていると、

残業禁止だとか年間休日の多さに注目しがちですが、

未来工業がここまでホワイト企業だと言われているのは、創業者の山田昭男さんの理念にあります。

未来工業がホワイト企業と言われているのは山田昭男の理念にある

創業者の山田昭男さんの考え方は、

何冊も本になっているぐらい多くありここでは全部紹介しきれないので、

僕が特にいいなって思った理念をピックアップしてお伝えしていきます。

先憂後楽

先憂後楽の意味とは?

元々中国の言葉で、

「見返りを求めずにまずは相手に与えること」

「その結果として自分も成果を得て楽しむ」

ということ。

よくGIVEの精神だなんていいますが、それともよく似ていますね。

これは本当ビジネスの本質だと思うし、人間関係だと普段僕たちが生活していく中でも

かなり重要な考え方ですよね。

例えば人間関係でも、初対面でいきなり

Aくん
僕の事好きになってよ!

っていったところで急にそんなこと言われても相手側からしたら

Bさん
え、何この人・・・頭大丈夫かな・・・

ってなるだろうし、

これは女性側でも然り。

要はいきなりこっちの要望を押し付けるんじゃなくて、

欲しいんだったらまずこっちから与える必要があるということですね。

なので先ほどの人間関係で言ったら、

  • 相手に優しくしたり
  • 本当に相手のことを想っているっていうのを行動で示す

っていうことが必要になってきます。

ビジネスにおいても、

営業マン

うちの商品はこんな特徴があってこんなに性能が良いんです!

だから買ってください!

と言ってもそれが本当の意味でお客様の役に立たなかったら意味がないわけで、

  • 相手を喜ばせる
  • 相手の役に立つ

といったようにまず相手に与えるということがそれだけ大事なんです。

常に考える

思考するとも言いますが、これはホントに大事。

考えるということは能動的になるということです。

受け身にならずに自ら考えることで、

  • 今までの常識
  • 長年の慣習

を疑うことができます。

だから「こんなの常識だろ」っていう発言はNG。

常に考えて常識に「なぜ?」を問いただすことによって

普段何気なく見過ごしていたところも見つけることができます。

失敗を歓迎する

失敗って世間一般からしたら悪というか恥みたいなところありますよね。

失敗したらカッコ悪いみたいな。

ちょっと前の僕もそういうところありました。

ですが、未来工業は失敗大歓迎

100回でもいいし何回でも失敗してOKで、むしろ失敗していない社員には失敗しろと促すほど。笑

これって「失敗することが成功するための大きなヒントになる」

っていうことを熟知しているからこそできることですよね。

僕ら人間って大人になるにつれて、

だんだんと「失敗するのはカッコ悪い」「失敗=ダサい」みたいな思考になってしまって、

ついつい無難なことだったり枠に収まるようなことしかやらなくなりがちだと思います。

そうではなく、失敗を歓迎するっていうのを会社に反映させたっていうのはホント素晴らしいなぁ。

ちなみに、この失敗に関して一つ注意点があります。

それは、1度した失敗を2度繰り返すのはNGということです。

こうすることによって

社員Aさん
これがだめだったらじゃあ次はこれならどうだろう?

みたいな感じで社員が常に試行錯誤して考えるきっかけになります。

 

そんな創業者山田昭男さんの理念は、

未来工業の取り組みとしていろんな形で反映されています。

未来工業の面白い取り組み

ここからは一般企業ではなかなか見ない未来工業の面白い取り組みをいくつか紹介していきます。

改善提案

これは結構有名だと思うし、

真似て同じようなことをしている企業も多いと思います。

「ここもっとこうしたほうが良いんじゃないか?」

っていう提案を紙に書いて提出するだけで

1件につき500円がもらえるという制度です。

しかもこれ、“どんな提案でも1件につき500円”なんですよ。

これもし社員側だったらめっちゃモチベーションになりますよね笑

どんな提案でも1件500円もらえるからめっちゃ書いたろ!ってなると思うんですけど、

これ実は何回もやっていくうちに考える力が鍛えられるんですよね。

なぜなら、改善提案を出すには

「どうやったらもっと良くなるだろう?」っていう思考が必要不可欠だからです。

最初はお金目当てでやってたけど、やっていったらどんどん考える力が身に付いている。

この仕組みづくりは本当うまいなぁ~って思いました。

ホウレンソウ禁止

ぱっと見、それって大丈夫なの?って思うかもしれないですけど、

ちゃんとした考え方があります。

あなたがもし普段会社員として務められているのであればわかると思いますが、

後輩とかに仕事を教えるときってついつい口出しをしたくなりますよね。

先輩社員
あぁー違う違う!そうじゃない!

みたいな感じで。

これだとその場をやり過ごすことはできますが、

教わっている本人に考える力が身に付かなくなってしまうんですよね。

なので、すぐ助言しないことによって個人に考えさせるきっかけを与えているということなんです。

営業ノルマがない理由

これは失敗と大きな関係があります。

僕も新卒で新規開拓ゴリゴリの営業会社に勤めていたことがあるのでよくわかるのですが、

ノルマがあると、

「このアポは絶ッ対に外せない!!!」

みたいな状態になって営業営業してしまって何かあったらすぐ売り込み体制に入ってしまいます。

で、用事が済んだら済んだで「はい、終わり!あざっしたー」でサーっと帰る。

そんな営業マンに本音で話してくれるお客様ってなかなかいないですよね。

そこでノルマをなくすことによって、

一人のお客様に対して時間をかけることができるし、

本音で話してもらえるような信頼関係を構築することもできます。

ノルマがないからこそ失敗を恐れずに思い切った行動ができるということです。

3ナイ主義

ホウレンソウ禁止だとか営業ノルマがないのは、この3ナイ主義にのっとってできています。

この3ナイ主義とは、

  • 教育しない
  • 管理しない
  • 強制しない

の3つからきています。

営業社員一人一人にGPSをつけて逐一行動を管理するだとか、

そういうガチガチな管理をしないからこそ経営者が社員のことを心から信頼している証として示しています。

そして社員も信頼されているからこそ会社のために頑張ろうって思えるんですよね。

僕が新卒で働いていた会社とかも、

営業社員一人一人がGPS付きの携帯持たされて管理されて、

進捗状況を逐一報告しなくちゃいけないっていうがんじがらめの状態でした。

まあ当たり前ですが、そんな会社に愛着なんて一ミリも湧きませんでした。笑

 

さあここまで創業者山田昭男さんの理念や、

未来工業の面白い取り組みなどを紹介してきましたが、

この山田昭男さんの考え方を僕自身に当てはめてみました。

山田昭男の思考を自分に当てはめてみた結果

例えば会社員時代の僕でいうと、

平日はちゃんと計画通りにブログ記事書いたり作業をしてやるべきことができていたのに

土日になった途端、昼に起きたりして惰眠をむさぼっていた時期がありました。

本来だったら、

「土日は時間あるしちょっとぐらい寝ててもいいでしょ」

と流してしまうところですが、

この状況に対して、「なぜ?」を5回繰り返してみました。

「なぜ?」を5回繰り返した結果

「金曜・土曜の深夜に趣味である映画を見ていた。

それで寝るのが遅くなって結果的に起きるのが遅くなった」

という結論に。

※ちなみに映画は年間100本は見ています。

これが分かったことによって、

「映画を見るにしてももっと早い時間帯に見るようにする」

というルール決めを行いました。

これによって結果的に土日に起きる時間も早くなり、惰眠をむさぼることもなくなったんですよね。

「なぜ?」を繰り返すっていうたったそれだけなのに

頭の中を整理して視覚化したことで、

【ちゃんと事実と向き合って考える】ということができました。

やること自体ほんとシンプルなんですけど、これめっちゃ効果あるのでおススメです。

ちなみになぜを5回繰り返すことの重要性については、

↓こちらで詳しく解説しています。

さいごに

今回僕は山田昭男さんの著書を読んで学んだことを中心に書いていきましたが、

やっぱり本とかも学びの為に読んだのであれば、ちゃんとアウトプットするのって大事ですね。

本読み男
へぇーこういう人いるんだ。すごいなー

みたいに他人事で終わるのではなくて、

本読み男
これもし自分だったらどうするかな?

みたいに自分に当てはめて考えていくのってめっちゃ大事だなと。

せっかく自分にとってプラスにするために本を読むんだったら自分に当てはめて考えてみると、

ただ読むだけよりも何倍も知識が身に付きますよー!

今回僕が読んだ本はこれ

この本は、

文章も全然堅苦しくなくてイラストがたくさん載っているので

普段読書しない人でもかなり読みやすいですよー。

そんな感じで最後まで読んでいただきまして

ありがとうございました。

ではでは~。

 

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