パリ・ルーブル美術館前でスリ被害に遭いました。手口と対処法を紹介【ヨーロッパ旅行記13日目】

こちらはヨーロッパ旅行記13日目の記事となっております。

12日目の記事をご覧になりたい場合は、以下のリンクからご覧ください。

パリでスリ被害に遭わないための対策とは?【ヨーロッパ旅行記12日目】

ヨーロッパ旅行も残りあとわずか。

最終日二日前、まさかのパリ・ルーブル美術館前で携帯のスリに遭いました。

結論から申し上げると自力で携帯を取り返したのですが、

今回は、僕の実体験によるパリでのスリの手口と対処法をお伝えします。

パリ・ルーブル美術館の目の前で携帯スリにあう・・・!手口は?

今日はルーブル美術館へと向かう日。

地下鉄で近くまで向かい、そこからは徒歩で。

いつものようにカバンを前掛けで歩いていると、ルーブル美術館あたりでおそらく僕より年下ぐらいの少年二人組が、

「恵まれない子供に募金をお願いします」

みたいに言って来てサインやら募金を求めて来た。

この時点で疑うべきなのだが、今までの旅の中で出会った方々が本当に優しくて素敵な人たちばかりだったので完全に油断していた僕は、「少額ぐらいだったらいいか」ということで小銭を渡そうとしてしまった。

しかも思い返すとこの瞬間に、

「Good Japanese」って言って妙にニヤついた少年の顔がそこにあった。

でその自分の財布を広げている際に、一人の男が横からお札を抜き出して来たので「ダメダメ!NO!NO!」と言って返してもらった。

ここでやっと「この二人組は詐欺だな」と気づいた僕は、彼らを無視して通り過ぎようとした。

これ終われば良いのだが、彼らはまだ着いて来て(逃した獲物を簡単に逃したくないのだろう・・・笑)、

一人が僕のあげた小銭を持って「Your Chip!」などと言って話しかけてくる。

(なんで僕がチップもらわなあかんねんって思いましたが笑)

さすがにくどいので「NO!NO!NO!」と言っていたら、

いつのまにかポケットにあったはずの携帯がなくなっていることに気づく・・・!

携帯スリ被害にあった瞬間に僕がとった行動

振り返ったら彼らは走っていた。

瞬時に僕も大声を出しながら追いかける。

(今ままでの写真のデータなどは全てこの携帯に入っているので、取られたらシャレにならない)

今になって思うと、当時僕は「自分ってこんな大きい声出るんか!」と思うぐらいの大声を出していたことに気づく。笑

全速力で追いかけていると、彼らは途中で携帯を道端に置いていって逃げていった

今回は、たまたま携帯を置いていってくれていたので助かったが、あのまま持ち逃げされていた可能性だって大いにある。

また、最悪彼らがナイフなどを持っていた可能性だってある。

今日は自分のスキの甘さに苛立ってしまった。

スリにあって改めて思うが、パリに限らず海外で簡単に人を信用するのは時に自分自身に危険をもたらすことにもなる。

少しでも「危険そうな雰囲気」や「この人本当に大丈夫かな・・・?」と感じたら、自分だけを信じて行動するようにしようと身をもって感じた。

(今思うとなかなか体験できることではないので、すごい良い経験をしたな〜って思う)

ガイドブックなどにもスリ被害後の対応は載っていますが、僕みたいに瞬時に追いかけるのは極力やめた方が良いです。

携帯はおろか、自分の命までも落とすことになりかねないので。

もしスリ被害にあった場合は、大声を出すなど周りに自分の状況を知らせるのが先決です。

声を張るのが苦手な方は小学生が持ち歩いているような防犯ブザーを持っておくと便利です。

ルーブル美術館でモナリザと写真撮りました

肝心のルーブル美術館は入場するまでの列がすごくて驚いた!

しかし、回転率というかお客さんの入り具合は早いので少し待って入場。

館内は作品の数が多すぎて、とりあえず有名どころばかりを回った。(一つ一つ見ようとすると普通に1日以上かかる!)

途中、中庭的なスペースがあって、そこでは美術学生の人たちが写生を熱心にしていた。

こんな感じで、めちゃめちゃでかい絵画がいたるところに展示されている。

一つ一つの作品の迫力がすごすぎる・・・!

こちらは世界的にも有名なミロのヴィーナス像。

未だに解決されていないことが多く、謎に包まれるミロのヴィーナスはひと際目立っていた。

サモトラケのニケ像も周りに何も作品がない場所にドンと構えていてなかなか神秘的だった。

当たり前だけど、やっぱりテレビとかで見ると有名な像とかもなんか小さく感じるけど、実際に生で見ると迫力が全く違う。

ルーブル美術館内にあるマナーに対する注意書き。(描きの方が正しいか笑)

こういう細かい部分もアートとして表現しているし、絵の組み合わせ方がおしゃれで面白い!笑

全ての作品が素晴らしくて絵にしても彫刻にしても表現の仕方がリアルすぎて本当に驚いた・・・!

ルーブル美術館と言えば・・・モナリザですよね。

見てきましたよ〜!一緒に写真撮りました。

モナリザにピントがあっているので僕の方がボケてます。笑

丁寧に透明なガラス的なものに入っていてモナリザの周りには一定距離を保った頑丈な柵で囲まれていました。

やっぱりモナリザの前には、人・人・人!

写真撮ってる人、動画を撮ってる人で溢れていました。

館内を歩いて作品を見ているとすでに17時を回っていたので、次の目的地へと向かうことに。

パリの有名な古着屋・Kili Watch(キリウォッチ)に行ってみた

ルーブル美術館を出て次はパリの有名な古着屋さん「Kili Watch(キリウォッチ)」へと向かった。

有名どころなだけあって店内の商品数がめちゃめちゃ多い・・・。

そして普通に3万円とか超える商品が平気でそこらへんに陳列されてて、なるほどこういうお店なのかぁ〜と感じた。笑

お店を出る頃にはもう夜になっていたのでホテルに戻って今日は寝ることに。

まとめ

今日はスリという今まで経験したことのない経験をした。

それこそネットとかで「スリにあいました」的な記事はみたことあったけど、

まさか自分が同じような目に遭うとは思ってもいなかった。笑

まあこれもこれで今思い返すと良い経験だし、「次からはこうしよう!」っていう対策も打てるので結果オーライ。

にしても、携帯取り返せてよかった〜!笑

14日目の旅日記はこちらからどうぞ

ポンピドゥーセンターの構造はどうなってる!?特徴など画像で紹介【ヨーロッパ旅行記14日目】

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