こんにちは、ハッシーです。
今回は、ブログをやっていくにあたって非常に大事な考え方をお話していきます。
機能的価値と感情的価値という言葉、もしかしたら聞いたことあるかもしれないですが、
これを知っておくとブログをやるときだけでなく、人に物事を伝えるときにすごく役に立ちます。
そしてこれをちゃんと理解して活用していけば後々自分だけのファンを生み出すこともできます。
ではでは、まずは機能的価値からお伝えしていきます!
この記事のもくじ
機能的価値って何?

機能的価値とは、商品・サービスそのものの特徴のことを言います。
ちょっとこれだけだとぽかーんとしてしまうかと思うので、具体例を出してみますね!
空気清浄機の場合の機能的価値
- 一日の電気代が2円
- 花粉を除去してくれる
- 空気を綺麗にしてくれるのと同時に加湿もしてくれる
- 部屋の照明の光に合わせて自動的に稼働音も静かになる
などなど
空気清浄機自体が持つ機能のことですね。
なのでただ空気清浄機がもたらす事実を述べる形となります。
この場合、元々空気清浄機に興味のある人には響きますが、そこまで興味のない人には響かないんですよね。
「そういう機能があるから何なの?」
「私となんの関係があるの?」
となってしまうわけです。
だからこそ、その空気清浄機を使うことによってどういう風になれるのか?っていう未来を見せてあげることが重要になってきます。
このように、商品・サービスを使うことによって得られる未来をベネフィットと言います。
感情的価値って何?

感情的価値とは、商品・サービスを使うことによって得られる感情のことと言います。
「これを使うことであなたはこういう感情を得ることができますよー」っていうのを伝えてあげることです。
では早速、先ほどの例でもあげた空気清浄機の感情的価値は何なのか?書いていきますね!
空気清浄機の感情的価値
- 元々鼻炎がちでいつも鼻真っ赤にして恥ずかしい思いをしていたけど、鼻炎も治まって自信も持てた
- 鼻炎になってはしょっちゅう病院に行っていたが、それもなくなり時間とお金の節約になった
- 花粉の季節にいつもくしゃみが止まらず家でも辛い思いをしていたが、それも軽減されて気持ち的にも楽になった
- 元々冬場は乾燥して喉をよく痛めて風邪になっていたが、それがなくなり健康体でいられている。
ざっと書いてみましたが、こんな感じですかねー!
あえてストーリー調に書いてみましたが、なぜそのように書いたのかというと、
背景となるストーリーを踏まえて伝えた方が感情的価値を伝えやすいからです。
感情的価値をうまく伝えているもの、それは・・・
先ほど、ストーリーを交えて書いた方が感情的価値を伝えやすいということをお伝えしましたが、
その感情的価値をうまく伝えているものが僕たちの身近にあります。
それは何かというと、【映画】です。
映画なんかはまさにストーリーですよね。
- 元々ダメダメだった主人公がある人との出会いをきっかけに強くなることを決意し、勇敢に悪と戦う
- 心の距離が空いていた家族同士がとある出来事をきっかけに家族愛を深めていく
- 障害のある子供が元々同級生にいじめられていたけど、家族の後押しもあり勇気を振り絞って自分を主張する
僕も映画が好きでよく見ますが、
一つ目の例で挙げたストーリーなんかは、細かい設定や内容こそ違えど本質は同じっていうのがかなりあります。笑
元々弱かった人間があることをきっかけに強くなるのって定番なんだけど、定番だからこそ響くんですよね。
ストーリー(主人公の変化)があることによって人の感情は動きます。
ライザップの場合・・・なぜ人は高いお金を払って筋トレをするのか?

一つの例だけだあまりぱっとしないかもしれないのでもう一つ例を挙げますと、
結果にコミットするで有名なライザップありますよね。
そのライザップにしても、機能だけでいったら
- マンツーマンで筋トレ指導
- 食生活までみっちりアドバイス
などなど
まあはっきり言ってしんどくね?ってなりますよね。笑
なんでそこまで高いお金払って筋トレする必要あるの?ってなる人も多いでしょう。
でも筋トレしてる人ってただ筋肉を鍛えたいからやっているわけではなくて、
- モテたい
- 男らしくなりたい
- 女性らしくなりたい
- 昔太っててバカにしてきたあいつを見返したい
などといった感情的な動機がほとんどです。
そういう強い願望があるからこそ、ハードな筋トレや徹底された食生活も乗り越えていくことができます。
それぐらい人間の感情がもたらす影響力ってすごい強いんです。
先ほどの加湿空気清浄機の例でも、
ただ加湿空気清浄機が欲しくて買う人ってよっぽどいないと思うんですよね。
- 元々鼻炎がちな人がその鼻炎を解消しようとして買ったり
- 半年に一回は必ず風邪ひいちゃうような人が、常に良い体調でありたいと思って買ったり
要は「これを使ってこうなりたい」っていう感情があるからこそ商品を買うわけです。
あなた”だけ”のファンを生むにはストーリーがカギとなる
ここまで、機能的価値だけじゃなくて感情的価値を伝えてあげることで相手の感情を動かすことができますという話をしました。
つまり、感情的価値(自分の思いやストーリーなど)を伝えてあげることであなただけのファンを生みやすくなります。
逆に機能的価値(物事の事実そのまま)だけを伝えていると、ファンは生まれにくいんですよね。
なぜかというと、「この人じゃないとだめだ!」感(簡単に言うと個性)が弱いので、
自分よりも機能的価値の強い人が現れたらお客さんはそっちに移ってしまう可能性が高くなります。
逆に感情的価値をちゃんと伝えて「この人じゃないとだめだ!」と思ってもらっていると、
ちょっとやそっとでは離れない濃い関係を結ぶことができます。
今回紹介した2つの要素はブログでももちろん使えますが、
日常生活でも活用することができます。
「元々自分はこういう状態だったんだけど、○○を使ったことによってこう変わることができたんだ!」
っていうシンプルなストーリーを友達・家族・知人に話すだけでも十分練習になります。
ぜひやりやすいところからチャレンジしてみましょう!
ではでは~。
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