タピオカが流行っている理由をビジネス的視点で考えてみた

こんにちは、橋詰です。

2018年ごろから一気にタピオカが流行りだして

東京でもいたるところにお店がオープンして長蛇の列ができるなんていう話も聞きますが、

そもそもなんでみんなタピオカに長時間並んでまで買おうとするのか?

そのタピオカが流行っている理由を人間の心理を紐解きながらビジネス的視点で考えてみました。

タピオカミルクティーは承認欲求を満たす飲み物

これ実際にタピオカを求めて長時間列に並んでいる人に対して、

タピ子
なんでタピオカを飲もうと思ったんですか?

とインタビューをしたらわかると思いますが、

  • 「美味しい」
  • 「食感がクセになる」など

理由はそれぞれあると思いますが、

おそらくほとんどの方が「流行っているから」と答えると思います。

流行っているからこそ、街中で飲みながら歩きたいし、SNSにもアップしたい。

なので、結局のところめちゃめちゃうまいからっていうよりも

単純に流行っているかどうかの方が重要になってきます。

だってぶっちゃけ家にいるときも飲みたいか?っ聞かれたらそこまではいいかなってなりますよね。

仮に家でタピオカミルクティーを飲んだとしてもそれはただ飲むっていうよりも、

飲むまでの過程でツイッターやインスタに写真をアップしていいねをもらったり

コメントなどといった反応をもらう行為も含まれるでしょう。

それぐらいタピオカはただ飲むだけのモノじゃなくなってきています

そう考えていくと、

SNSがここまで普及している今の時代で承認欲求を満たせるものがポイントになってきます。

日本人は人と同じことをすることに安心感を覚える

一つ面白い例があって、

世界各国の国民性を示す沈没船ジョークというのがあります。

これは沈没しかけている船に乗っている乗客を海に飛び込ませなくてはいけない状況で

船長が各国の人を罪に飛び込ませるためにかけた言葉は何なのか?というもの。

各国の例でいうと

アメリカ人は

「ここで飛びこめばあなたはヒーローになれますよ」

フランス人は

「海には決して飛び込まないようにしてください」

ドイツ人は

「ルールなので海に飛び込んでください」

そんな中で日本人は、

「みんなも海に飛び込んでいますよ」

と言われているほど、日本人ってみんなと同じことをすることに安心感を覚えるんですよ。

  • 「みんながやっているんだから間違いない」
  • 「タピオカが流行っているんだから間違いない」
  • 「ここまで人気なんだから30分~1時間並んで当たり前」

みたいな感じ。

ここまでくると、

ある種うまいどうこうっていうよりも、タピオカっていうブランドと化していますよね。

これはスタバだったり一時期流行ったアサイーとかチーズダッカルビとかとも似ています。

タピオカがブランド化されると、

ツイッターやインスタなどといったSNSを通じて発信することで

「今流行りのタピオカを飲んでいる私」という理想像が出来上がります。

この理想像が出来上がることによって、生まれるものは「一体感」です。

タピオカが流行っている一番の理由は一体感

こういったタピオカのような流行りのモノをSNSにアップして得られるものって、

いわば承認欲求ですよね。

その承認欲求を満たすことによって、「自分は一人じゃないんだ」っていう

一体感を感じたいだけなのかもしれません。

もちろんタピオカが流行っている理由として、

  • 見た目の可愛さ
  • 触感、味のおいしさ
  • お手軽感
  • 持ち運び自由

などといった要素ももちろん含まれると思いますが、

一番の理由としては、「一体感」だと僕は思っています。

流行りのモノってそれだけすごいパワーを持っていて、

その流行りに乗れば自分も「流行りに乗っている私」として一体感を味わうことができるんですよ。

ツイッターとかインスタとかティックトックなどといったSNSが流行っている理由とかもろこれですよね。

気軽に自分を発信して自分を知ってもらえて、知り合いや友達ができる。

それによって繋がりや一体感が生まれて「一人じゃないんだ」と感じることができる。

手段は違えど、僕がこうやってブログなどを通して情報発信している理由も全く同じです。

僕個人だけじゃなくて僕と同じような目的を持った仲間を増やしていきたいし、

そっちの方が圧倒的に人生楽しいからです。

そんな感じで、

今回は「タピオカが流行っている理由」をビジネス的視点で考えてみました。

こういうことも深く掘っていくとかなり抽象度が上がるんですが、

結局流行りのモノって中身は違えど、みんなが求めてる本質は一緒なんだなーってことに気づくことができるので面白いですね。

それでは最後まで読んでいただきまして、

ありがとうございました。

ではでは~。

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