もしもどこでもドアがこの世にあったらどうなるか?本気で考えてみた

こんにちは、ハッシーです。

今回お話する内容は簡単に言うと僕の妄想です。

ただ、深く掘っていったときにまあ間違いなく世の中こうなるだろうなぁーということをお話していきます。

 

タイトルにもあるように今回のテーマは、

「どこでもドアがこの世にあったらどうなるか?」

です。

 

どこでもドアは誰でも知ってると思いますが、ドラえもんのひみつ道具の中でも一番有名どころですよね。

これあったら行きたいところにどこにでも行くことが可能になります。

  • 終電とか気にしなくて良い
  • 海外にも超気軽に行ける
  • 会いたい人にもすぐ会える

超絶便利な世の中になります。

 

ただ、僕が言いたいのはそんな誰でも思いつくようなことではなくて、

確かに便利なんだけど、これによって何が起こるか?というと、

即結果が手に入ってしまうということです。

 

これはメリットでもありデメリットでもあります。

即結果が手に入るということは、そこに至るまでの過程がなくなるということ

 

例えば、海外旅行の場合、ドアをくぐるだけで日帰りでささっと行き返りが可能になりますよね。

つまり、海外旅行に行きたいっていう目標のために

服を買いたい欲求や友達とたくさん飲みに行きたい欲求を抑えて

やっとの思いでお金を貯めて、チケット買ってホテル取って・・・みたいな過程がなくなります。

こういう過程があるからこそ海外旅行に行けたときの喜びっていうのはめちゃめちゃ大きい。

でもドアをくぐっただけで即海外に行けてしまったら喜びはどうなるでしょうか?

間違いなく前者よりも薄れますよね。

 

要は過程がなくなるということは、

それだけ思い入れが薄くなってしまう可能性が高いということです。

 

例えば遠距離恋愛にしても、

ヒットしているラブソングで良くありがちなので

「離れているときに愛を育む」みたいな歌詞もありますけど、

これもまさにそういうことで、遠距離でなかなか会えないからこそ

会えた時の嬉しさっていうのは何にも代えがたいほど大きいんですよね。

 

でも、ここでどこでもドアがあったらどうなるでしょうか?

 

会えた時の嬉しさは間違いなく薄れますよね。

少なくとも簡単に会えるからこそ、それが当たり前になるのは間違いなく言えます。

「ちょっと会いたいからそっち行くわー」

「おっけー」

ぐらいのノリで会えてしまう。

 

ここで言いたいのは、

過程があるからこそ思い入れは強くなるし、

それができたときや手に入ったときのありがたみも感じることができるということです。

 

よくあるのが、肉屋食品の工場見学や現地の視察をして

「こんな手間暇かけて作られているんだ」ということを知ることで

自分がこうやって当たり前に食べられていることに感謝したりご飯も残さず食べるようになる。

 

僕も海外一人旅行きますけど、何回も人に騙されそうになったり実際にスリにあったりして、

「日本って本当に平和なんだな」っていうのを感じることができるし、

平穏に暮らせていることにありがたみを感じることができる。

 

道に迷った時も現地にいる人に声をかけたらめっちゃ親切に道案内して対応してもらったからこそ、

日本で道に迷った外国人の方がいたら何か助けてあげようってなる。

 

結局どれもこれも過程」があるからこその話なんですよね。

 

これで何も道に迷わなかったり、スリ被害や治安の悪さを微塵も感じなかったら

こんなに思い入れはないし、せいぜい「あぁ~楽しかったなぁ」ぐらいで終わります。

 

確かに便利なものは僕たちの生活を豊かにするし、

今までできなかったことができるようになるのは素晴らしいこと。

だけど、便利であるからこそ失うものも大きいということですね。

 

有名な曲であるロードで高橋ジョージが、

「何でもないようなことが幸せだったと思う」と言っているのは、

これも過程に気づいたからこその話です。

これが過程を知らないまま・気付かないまま、それが当たり前になっていたら

何でもないようなことを幸せだとは思っていないですよね。笑

 

これって行く場所とかに限らずどんなことにも言えるんですけど、

例えば僕が超覚えていることがあって、

中学校のとき僕は野球部にもかかわらず卓球部の友達に卓球を教えてもらったりして

ドはまりした結果、マイラケットを買うにまで至ったことがあります。

当時、お正月に親からお年玉もらって速攻自転車を30分ほど漕いでスポーツショップに向かってラケットを買いました。

結局これもなんでここまで鮮明に覚えているのか?っていうと、

それだけ過程があって思い入れがあるからなんですよね。

もしこれが、「ラケット欲しいなー」ってなって何の苦労もなくすぐ手に入ったら絶対に覚えていないと思うんですよ。

 

現在進行形で世の中はどんどん便利になっていってますけど、

そうなってくると人間どうしてもすぐ結果を欲してしまいます。

求めるところにいくまで極力ショートカットしたくなるんです。

 

それもめちゃめちゃわかるし、結果ももちろん大事なんだけど、

大事なことって結果だけじゃないですよね。

 

何でもかんでもすぐ結果結果になるのではなくて、

そこに至るまでの過程があるからこそ結果が得られた時の重みやありがたみに気づけるんだよっていうことです。

 

お金とかに関しても、

簡単に10万円手に入るよりも頑張って頑張って手に入れた10万円の方がありがたみを感じるし大事に使おうって思える。

 

要は、過程の濃さが結果の濃さを決めるということです。

 

過程の濃さは人としての濃さ・厚みも決めます。

  • 両親が資産家で生まれながらにしてお金に困ったことがないお金持ちの人
  • 昔は貧乏だったけど、めちゃめちゃ頑張って試行錯誤して今成功している人

この二つを見たときに、

明らかに後者の方が人として厚みがあるし親近感出るし好きになりますよね。

 

ちょっと余談ですが、

情報発信していく上でこういったストーリーや背景を見せることはマジで重要です。

ただ結果を提示されるだけよりも過程を知った上で結果を知る方が響き方が変わってくるので。

 

なんだか書いてるうちにかなり抽象的な話になりましたが、

結論を言いますと、

もしもどこでもドアがあったら試してみたい気持ちもあります。

でも、ハマると今回僕がお話したような現象が必ず起きるので僕は使わないと信じたいです。笑

 

 

PS

今回のような妄想は頭の体操にもなるし、頭が整理されるのでマジでおススメです。

これは僕が動画でも話していますが、「想起学習」っていうもので

  • いつでも
  • どこでも
  • 誰でもできる

やり方なので、ぜひ「もしこうなったらどうなるかな?」っていうのを頭に張り巡らせてみてください。

こういう妄想力というか思考力を鍛えると、間違いなく応用力が身に付きます。

ビジネス的なことを言うと、

みんな気づいていないけど自分だけ気づいているみたいなブルーオーシャンを見つけることもできます。

↓想起学習について話している動画はこちら

今後も僕のブログやYouTube動画・メルマガを通して一緒に思考力を鍛えていけたら僕としても嬉しいです。

 

 

ではでは~!

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