旅が僕にとっての居場所だった

こんにちは、ハッシーです。

今日は僕の過去のストーリーを通して居場所の大切さを話していこうと思います。

 

僕は、YouTube動画であったり、このブログやメルマガなどで「旅が好きだ」ということを話しています。

で、なんで好きなのか?というとシンプルに僕の居場所を作ってくれたからなんですよね。

 

僕が初めて海外一人旅に行ったのは大学4年のときでした。

周り見渡すと普通に高校生とかでも一人旅してる子もいるので正直、世間一般からするとちょっと遅い方かもしれません。

でもこの一人旅に行ったことによって間違いなく僕は変わることができました。

何が変わったのかというと、

旅先で出会う人出会う人がもともと空気みたいな存在だった僕を一人の人間として見てくれたことです。

これが自信になったんです。

「え、そんだけ?」って思うかもしれないですけど、

なんていうか、僕にとってはこれがめちゃめちゃ大きかったんですよ。

というのも、一人旅をする前の僕はもともと主体性がなく、ろくに主張もできずに人に流されるだけ流されて生きてきました。

単純に自分に自信がなかったんですよね。

「俺って人からどう見られてるんだろ?」

「キモいとか思われていないかな?」

こんなことばっかり考えながら日々を過ごしていたので、特に高校生活はマジで薄すぎましたねw

本当にこれといった記憶がない。心から語り合うことのできる友達もいませんでした。

幸いイジメとかは受けなかったものの、

人前でちょっと大きな声を出したり権力を持とうとするやつにばっかり付いていっていました。

だから、同級生と何人かと話してるときもみんなが笑うタイミングで笑っていました。特に主張もせずに。

100%愛想笑いです。

いいのか悪いのかわかりませんが、これをやりまくったせいでこの時は愛想笑いだとか空気を読むスキルは人一倍長けていましたね。

で、大学生になったらなったで結局主体性のなさは変わらず、適当にその場のノリで生きてきました。

「ウェ~イw」みたいな、よく言う大学生ノリですね。

毎日ふざけたことばっかりやって自分の本心は明かさない。というか明かせないといった方が正しいか。

だからこのときも根本は何も変わっていないまま。

「居場所があるようでない」といった感じです。

そんな僕が変わるきっかけとなったのが、大学4年生のころでした。

居場所がなかった僕に訪れたきっかけ

就活も一通り終わってひと段落した状態で、あとは残された大学生活をいかに充実させていくか?みたいなタイミングです。

この時期になると友達もみんな就活が終わっていたので、

「卒業旅行どうする?」みたいな話になります。

で、類は友を呼ぶという言葉もあるように、僕以外の友達も主体性のない子ばかりなんですよ。笑

だからLINEのグループトークもろくに話が進まないまま、ただただ時間が過ぎていくばかり。

「このままじゃ絶対に行かなくなる・・・」

そう感じた僕は、もう一人でもいいから海外に行こうと決心しました。

まあ一人で行動するの好きだし、全然いけるでしょ!的なノリです。

「せっかくだしヨーロッパに2週間行こう」ということで行き先を決めて、決めた翌日にHISに行って往復の航空券を購入。

旅先でのホテルや途中の交通手段も事前に購入できるものは全て自分でネットを使って手配しました。

(国をまたぐときはeasyjetというLCCを使ったので、ネットで予約するときは英語を翻訳しながらやっていました)

で、出発当日になると、ワクワクもありつつ「もし、盗難とかあったらどうしよう」などど、なんだかんだで大きな不安があったり。

でも、いざ飛行機降りて現地に着くとちょっと前まであった不安とか全てのネガティブな要素がなくなって刺激に溢れていました。

目にするもの目にするもの全てが新鮮なので、ただ歩いているだけで楽しいんです。

 

友達同士ではなく、一人で来ているのでもちろん行き先も自由。

僕の性格上、ガチガチに計画を立てるのはあまり好きじゃないので、ある程度行き先だけ決めて後は自由に行動していました。

そんなノリで始まった一人旅も一週間が経ち、海外で一人で行動することにも慣れたころ、

僕にとってこの旅で最も印象深い出来事が起きました。

僕のことを一人の人間として見てくれた

当時、ヴェネツィアの橋の上で綺麗な夜景を見ながら缶ビールを飲んでいた僕に、ある一人の男性が声をかけてきました。

その男性は、韓国の方なんですがどうやら僕のことが韓国人に見えたらしく、

「さっきから韓国語でずっと話しかけてたんだけど、君日本人だったんだね!笑」

みたいな感じで会話が始まって、気づいたら二人で2時間ぐらい話していました。

  • 普段何をしている人なのか?
  • なんでヴェネツィアに来たのか?
  • 他に行った国で特に良かった国はどこか?

などなど中学生レベルの英語で必死にジェスチャー交えながらの会話です。

ヴェネツィアに来るまでも現地の方などと話したりはしていましたが、ここまで話し込むほど仲良くなるのは初めてでした。

すると、「明日もヴェネツィアいるし、なんだったら友達もちょうど来るから一緒に観光しようよ!」

と気さくに誘ってくれたりしてめっちゃ嬉しかった。

翌日も、新しく来たお友達も含めて計4人で観光したり。

僕以外みんな韓国の方だから本来なら韓国語を話したいはずなのに、わざわざ僕に分かるように英語で話してくれたり、

この「僕を一人の人間として見てくれている・対応してくれている」ということが本当に嬉しかったんです。

今まで自信がなくて、ろくに主張もできずに周りに流されるだけ流される空気みたいな存在だったからこそ、この何気ない瞬間がたまらなく嬉しかった。

この時に、「自分にとっての今の居場所は旅なんだな」と強く思うようになりました。

一人旅に出ることによって、一期一会の出会いがあり、話してお互いを知ることによっていろんな人との仲が深まる。

これが醍醐味なんだな~と。

これがもし、一人旅ではなく友達同士の旅行だったらまずこんなことにはならなかった。

一人で海外に行ったからこそ、味わえた心地よさなんですよね。

この経験があったからこそ、僕は自信を持つことができたし何より居場所を持つことができた。

居場所があるから自分らしくいられる

居場所ってひとそれぞれ違いますよね。

人によっては、学校だったり、職場だったり、地元の友達だったり、趣味が同じ人同士の繋がりなど、あると思います。

ただ僕がここで言いたいのは、

「その居場所は本当に自分にとって自分らしくいられる居場所なのか?」

っていうのを問うて欲しいです。

心のどこか奥底で自分を押し殺していたり、周りに合わせている気がするのであれば、それは本当の居場所ではないのかなと僕は思っています。

てか実際に僕自身がそうでした。

大学生のときも、アホなことばっかりやって表面的にはワイワイガヤガヤしていましたが、結局そういうことしかやっていませんした。

本音で語り合える仲だったか?と聞かれると今も正直疑問です。

居場所がないときの対処法

今の時代、居場所はいくらでも探すことができます。

趣味のつながりであれば、Twitterで探せば同じ趣味の人なんかいくらでも見つかります。

そういった人たちの集まりにちょっと勇気振り絞って行けば、恥ずかしがることなく自分をさらけ出すことができるはずです。

「自分はこれが好きだ!」って周りを気にせずに言えることができます。

だって周りの人もあなたと同じように好きだから。

僕も学生のころ、結構なアイドルオタクでライブとかもしょっちゅう行ってたんですけど、

いつもつるんでいた友達とかにはよく冗談半分でバカにされていました。

「ハッシーアイドルハマってんの!?」

「やばくね!?」

みたいなノリです。

でも、Twitterで知り合ったファン同士のつながりがあったことによって僕は僕らしくいられることができた。

だから手段は本当になんだって良いんです。

ほんの少しの勇気だけ。

居場所は待ってもやってこないので自分から作りに行きましょう。

動画でも話してます

動画も撮りました。

100%本音で話しているのでぜひ。

 

 

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